トヨタ用語|自動車業界特有の言葉について-1

こちらのページでは、自分自身の忘備録も含め、トヨタワードについて解説します!
のつもりでしたが、まずは自動車業界の入門編情報をまとめました。

目次

自動車業界特有の言葉とは?

転職を経て、いつの間にかプラント業界から、がっつり自動車業界の新規開発に携わるようになったのですが、最初は開発イベントに関する用語が全くわからず、会話についていけないことが多々発生しました….

同じ日本語を喋っているにも関わらず、PCやCV、号口や号試、1A、CVなどなど、何を話しているのやら、、、
特にトヨタおよびトヨタグループとの案件が多かったので、客先との打合せも❓でいっぱいでした。

同じ状況の新入社員や転職者、自動車業界初心者に向けたまとめを記していきます。
特に開発イベントに関する情報になります!

自動車の種類について

現在、新規自動車(乗用車/商用車)の開発に携わっていますが、そもそも自動車業界では乗用車と商用車を明確に区別しています。

というのも、開発期間や生産台数、ユーザーの使用例が異なるのが理由になります。一般的に乗用車のことをPC、商用車のことをCVと呼びます。

乗用車 | PC (Passenger Car)

一般ユーザーが毎日使用するような車で、商用車(CV)に比べて圧倒的に生産台数が多く、開発期間が短いケースが多い。

例)年間生産台数:50万台
開発期間:2年間

トヨタの代表車ランドクルーザー

商用車 | CV (Commercial Vehicle)

プロユースとして、使用される車。例えばトラックやバン、農耕機など。乗用車(PC)と比較して、開発期間が長く、生産台数が少ないケースが多い。

例)年間生産台数:6万台
開発期間:3年間

クロネコヤマトで使われているトラック

車業界のOEM,TIER1,2,3について

車の製造会社というと、トヨタやホンダ、日産やマツダ、ダイハツやスバル、スズキなど完成車メーカーが頭に浮かんでくると思います。

実際に車を開発する際には、完成車メーカーのみではなく、車の部品メーカーや素材メーカーなどの協力が必須になります。
この車業界ではOEMやTier1(ティアワン)やTier2(ティアツー)などの呼び方で各社を呼ぶことが多々あります。

各社の立ち位置で実施しなければならない作業や品質規格などが異なるので、完成車メーカーにどれだけ近いのか、が重要になります。

OEM, Tier1, Tie2,Tier3のイメージ図

*ちなみに私は現在Tier1の立場で仕事をしています!

まとめ

自動車業界の入門編のような情報になってしまいましたが、上記に記載していることは、まず理解しておかなければいけない用語になります。

現在は日系PC/CV OEMメーカーと協業して、新規車の開発に携わっていますので、次回以降、もう少し開発イベントに沿った内容をまとめていこうと考えています。

次回もお楽しみに!!

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