この記事ではQCの7つ道具チェックシートについて、説明します!
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パレート図 | 特性要因図 | グラフ | チェックシート | ヒストグラム | 散布図 | 管理図 | |
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主な用途 | 複数の問題から、重要な問題を絞り込む | 問題の因果関係 整理 | データの図示化 | データの層別 手順漏れ防止 | ばらつきの把握 | 1組のデータの 関係性/相関の整理 | 工程の コントロール |
問題点把握 | |||||||
原因分析 | |||||||
効果確認 |
目次
チェックシートとは?
チェックシートは、データを取る際に必要な情報をチェックするという簡単な作業で記録でき、かつデータを同時に層別することが可能なツールです。またチェックシートを正しく活用することで、重大なミスを防止することのできる便利な手法になります。
言い換えれば、チェックシートは情報収集/整理のためのフォーマットと言っても良いかもしれません。
チェックシートの種類
大きく分けて、チェックシートは2種類の活用方法があります。
- 1. 記録/調査用
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不良項目や不良発生位置、不良項目分布などを記入し、記入完了と同時に解析が実施できるフォーマット
データを取り終えた際に、同時に分布の様子が得られるなどの特徴があります。 - 2. 保守点検/確認用
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保守点検作業時の必要な管理事項や点検項目を漏れなく実施するために作成するフォーマット
客先現場作業時や機械などの日常保守点検などに活用されます。
チェックシートまとめ ✔︎
上記に挙げたチェックシートは、ほんの一例になります。
実際に使用するエンジニアが、どのようなデータが欲しいのかを計画して作成することが重要です。
モノによっては、絵をチェックシートに載せて、不具合が検出された位置を絵上で示したりと工夫次第で可能性は無限にあります。
企業や組織によって様々なフォーマットがあると思いますが、常に頭を柔らかく、わかりやすいチェックシートを作成・活用するように心がけましょう!