この記事では、品質分野の開拓者や著名人を紹介します。
一つ前の記事では、ジュラン博士を紹介しました。
他にも品質分野のレジェンドが存在しているので、人物紹介していきます!
- Joseph M. Juran博士 (1904 – 2008)
前の記事で紹介した通り、「Breakthoughレベルの改善をどのように実現させるか」や「Quality by Designの手法」な数々の現在も用いられている品質の考え方を作った人物です。
Juran博士|Rochester Institute of Technology, Public domain,via Wikimedia Commons
- W. Edwards Deming博士 (1900 – 1993)
統計的品質管理の父と呼ばれるWalter shuart氏の後継者で統計学者です。組織が素晴らしいパフォーマンスを出すために実行すべき14のポイントがあると考えていました。また日本の戦後に来日し、様々な日本のエンジニアやトップマネジメントに講演を行なっています。日本のものづくりの品質向上に多大な貢献があったことは言うまでもありません。
Deming博士|FDA, Public domain, via Wikimedia Commons
- Walter Shewhart博士 (1891 – 1967)
彼は品質分野の博士でも一番の古株かも知れません。統計的品質管理の父と呼ばれています。Deming博士の師であり、またPDCA(Plan Do Check Act)を提唱した最初の人物でもあります。
Shewhart博士|http://magazine.amstat.org/blog/2009/09/01/waltershewhartsep09/, Public domain, via Wikimedia Commons
- Armand V. Feigenbaum博士 (1920 – 2014))
あまり彼のことを聞いたことない人も多いかも知れませんが、実は最初にTQC(Total Quality Control)とCOPQ(Cost of Poor Quality)を提唱した人物です。もともとGE plasticの品質エンジニアでした。
- 石川 馨博士 (1915-1989)
おそらく皆さんご存知ですね!石川ダイアグラムとも呼ばれる、フィッシュボーン図/特性要因図の考案者です!
当然日本のレジェンドの1人で品質の責任は経営者にある。と経営論を踏まえて日本国内のものづくりのレベルアップに多大な貢献をした人物です。
石川博士
- 田口 玄一博士 (1924-2012)
タグチメソッドの考案者です!品質工学の父です。
- 新郷重夫氏 (1909-1990)
ポカよけの考え方を構築した人物です。
レジェンドだらけで、功績も凄いのですが、それ以上に米国の著名人はめちゃめちゃ長生きですね
Juran博士は享年103歳。品質を統計を考える人々は健康にも気を遣っていたのでしょうか?
上記で紹介した博士は本を色々と出版しています。
全部タメになるものばかりですが、そのうちピックアップして紹介できればと考えてます!
今回はこんなところで終了とします!また次回をおたのしみに!